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貴方は月のように 〜イケメン戦国 明智光秀〜

第12章 その感情は




光秀さんが冗談めかして眉を上げて見せるから、泣きながら少しだけ笑みがこぼれた。



『たとえ相手が何者であろうとだ。義は、人の数だけある。』

その言葉がストンと心の中に落ちた。


許せないけど……

光秀さんの言う通り、あの人たちにはあの人たちの己の義がある。


(人の分だけ義はあるんだ)


だからこそ、ぶつかり合う。
私があの人たちの義を許せないように……

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