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貴方は月のように 〜イケメン戦国 明智光秀〜

第10章 偽りの夫婦





(わぁ……!凄いっ!)


村の外れに組み上げられた舞台を見上げ、感嘆のため息が出た。

重機もないここ時代に、人の手でここまで立派な舞台が作れるなんて、職人技としか言いようがない。


その舞台の回りで、一座の仲間と思しき人たちが忙しく立ち働いている。



「これはこれは、大したものですね」


「千年に一度あるかないかの、ありがたい機会なんで、お殿様が張り切って用意してくれたんだ」



(お殿様……謀反の疑いがあるこの国の大名のことか)

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