第29章 げんこう すみこみルート
そこから話を聞く限り
国木田くんと同じ職場で働きだしたら、太宰くんが住み込みを提案して今現在
(よし。澁澤先生の原稿貰えた。··あとはフョードル・ドストエフスキー先生だけだ!)
ふむ
(あの太宰くんが···悪い癖が無くなった要因もあるな。)
「さて。片付け終わったし··澁澤先生私は次の先生の所に行くので失礼しますね!」
「次の先生って?」
「確か···」
ーーーーー···
ぼー···。
「·····」
ぎゅっ
「あーまーねーくん!」
「あっ··太宰さんお疲れ様です」
「えっ··何か何時もと反応違くないか?」
「そうですか?、あ!お鍋から泡が!」
カチッ
「いや。明らかに反応違う···今日1日何していたの?」
「えっと···」
「ーーー!」