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千分の一話噺

第296章 ブラック企業


「今年の新入社員はどんな感じ?」
「ゆとり世代よりマシなんじゃないかな?」
「あの世代は酷かったからな…」
「あいつらの半分以上はもう改造されてるからな…」
「くわばら、くわばら…」

そんな話しをしていたら、新人研修を終えた新入社員達がやってきた。

「これから歓迎会らしいぜ」
「マジかよ…
やっと研修が終わって解放されたと思ったのに…」
「印象良くしとかないとすぐに改造されちまうぜ」
「マジ、ブラックだよな、ここ…」
「ここがホワイトだったらマズイだろ?」
「そうだけどよ
いきなり改造とか、マジ勘弁だぜ」
「おい、先輩が来たぞ…」
「お疲れ様です!」
「研修、つまんなかっただろ?」
「いえ、勉強になりました!」
「若いねぇ…
そんなに張り切ってると身体がもたないぜ
これから歓迎会だから準備しとけよ」
「はい、ありがとうございます!」
そして、歓迎会が始まった。

「出たな!ショッカー!」
「「「イーッ!」」」



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