• テキストサイズ

千分の一話噺

第254章 ミューの日常⑥・インフルエンザ?


「…くしゅん」
「あれ?ミューどうしたの?
風邪?」
ご主人様がおでこを当ててきた。
「にゃ~」
何か嬉しいな。
別にちょっと鼻がむず痒かっただけなんだけど…。
「…くしゅん」
「インフルエンザだったら大変…
病院に行きましょ!」
「にゃ~!」
嫌いなゲージに入れられてしまった。


病院に着くと白い服を着たオッサンにいろいろ弄られた。
その後に、白い服を着たオッサンがご主人様に何か話していたが、ぐったりして早く帰りたかった。
「特に異常はありませんね
猫インフルエンザとよくいわれていますが、実際には猫インフルエンザウイルスは存在しません
猫の感染症である猫カリシウイルス感染症や猫ヘルペスウイルス感染症が、人のインフルエンザによく似た呼吸器の症状を引き起こすので、一般的に猫インフルエンザと呼ばれています
基本的に人には感染しないし、人のインフルエンザも猫には感染しません」


またゲージに入れられて家に帰ると、ご主人様が抱き上げてくれた。
「何でもなくて良かった♪
ちゃんと我慢したご褒美あげるからね」
今日はいつもよりご飯が豪華になった。

「にゃ~♪」

たまにはゲージに入れられるのも良いかもにゃ~。


end
/ 1578ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp