• テキストサイズ

千分の一話噺

第787章 死亡フラグ?


「こうなりゃ討ち入りだ!」

「…お前、いつの時代だよ」

「いいだろ、時期的に忠臣蔵なんだから!」 

「あのなぁ、たかが身体検査だぞ
なんでそんなに大袈裟なんだよ」

「俺は病院が大嫌いだからだ!!」

「だから、何でだよ」

「じいちゃんもばあちゃんも隣のじいちゃんもばあちゃんもみんな病院で死んだんだぞ!
仇みたいなもんだ!」

「そりゃあ、最後は病院って人は多いだろうけど、治療や手術やらするんだから仕方ないないだろ?」

「とにかく俺は行かないからな!」

「去年もそんな事言ってたろ?
会社から言われてるし、一年に一回なんだから諦めろって!」

「う~~~っ」

「分かったよ、終わったら飯食いに行こうぜ」

「ぶり大根奢れよ!」

「お前、ほんとに好きだなぶり大根…
じゃあ、いつもの定食屋だな」


end



/ 1574ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp