• テキストサイズ

千分の一話噺

第684章 お中元は暑いうちに…


「半田さんのお中元、何にする?」
「今年も笹で良いんじゃない?」

「じゃあ、五里原さんは?」
「やっぱりバナナだね」

「新しく来た月野さんは何だろう?」
「人参…だよね」

「猿山さんもバナナ?」
「今年は新しく山開きしたから、お祝い兼ねてお酒の方が良いんじゃないか?」

「牛窪さんと八木原さんは牧草で、雑司ヶ谷さんはリンゴで大丈夫?」
「雑司ヶ谷さんはリンゴを10箱はいるね」

「後は、寅地さんと宍戸さんは肉の塊だね
猪狩さんは何だっけ?」
「猪狩さんは芋好きでしょ?薩摩芋がいいよね」

「利須山さんと羽村星さんはミックスナッツね
希林さんはどうする?」
「ああ、希林さんはバナナかな?」

「犬井さんと猫川さんはペットフード?」
「それって何か申し訳ないけど、それが一番だよね」


今年も動物達へのお中元リストを作る動物園のスタッフであった。


end

/ 1580ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp