• テキストサイズ

千分の一話噺

第647章 無限女子会?


年末は何かと忙しい。

今年は少ないけど忘年会があり、クリスマスが終われば、大掃除に新年を迎える準備…。

「もう前みたいな会社の忘年会は無理よね」
「そうそう…、あんな堅苦しいの無理無理!」
「…部長の演歌聞かなくて済むしね」
「あれってもうクラシックよね」
親しい友達との女子会は言いたい放題だ。

「…ところで、みんなはクリスマスどうするの?」
「私は彼と温泉旅行よ♪」
「え?あの冴えない彼氏?…ないわぁ~」
「人の彼氏をけなさないの!」
「あんたはどうせ、ネトゲでしょ?」
「もちろん!クリスマスイベあるし、そのまま年末イベに突入よ!」
さすがにクリスマスはみんなバラバラだ。

「…年末は大掃除がめんどいわ
あかぎれやしもやけにもなるし…」
「私はもう諦めた…どうせすぐ汚れるし…」
「大掃除が終わればお節も作らないといけないし…忙しいわよね」
「今年はスーパーのお節予約したわ」
「最近はコンビニやファミレスでもお節やってるよね?あれってホントに美味しいの?」
「結構な値段だし、うちはみんなが好きなものだけ作るわ」
「正月に誰か来るならそれなりに用意しとかないとだけど、家族だけならお雑煮があれば十分でしょ?」
時代の流れは止まらない。

「そろそろお開きにしない?」
「もう?…まあ、言いたい事も言えたし良いか?」
「来月はいつやる?」
「成人の日辺りで良いんじゃない?」
「それいいね!みんなの成人式の事聞きたいし!」
女子会は永遠に続く。


end

/ 1580ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp