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千分の一話噺

第627章  お月見


今夜は仲秋の名月。

「今日はお月見するのか?」
仕事中に同僚に言われた。
「あぁ、今日は仲秋の名月か?
まあ、満月なんて毎月あるんだから…」

…と言ってみたが、やはり伝統行事でもある秋のお月見は日本人には特別なものだ。

仕事帰りにコンビニに寄って、酒とツマミを買って帰る。
風呂を済ませ月見の準備をする。

月見団子にススキを飾り付けして月が昇るのを待つ。

…といきたいところだが、俺は団子よりポップコーン、街中にススキなんて生えてないから代わりにブロッコリーでも飾ろうか?

窓の外には真ん丸な月が…?
なんかボヤけてる?

あっ、コンタクトレンズ外したの忘れてた。


end

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