第14章 命【ローver.】
出航の日
の姿はなかった
ペンギン
「は、いいんですか」
ロー
「それはお前が決めることだろ」
ペンギン
「勝手な誤解であんたの彼女を俺が操りたくないな
折角毎晩毎晩俺のとこで
おろしたほうがいいのか
降りた方がいいのか
いっそ死ぬべきかとか
ずっと抱えて回りに明るく振る舞って
また悩んで
メンタルケアしてたのに
そして大事な決心を誤解から失せろの一言はない」
異常な威圧
まるで覇気のような言葉に、ローは頭が真っ白になった
全ては自分のためだった
その事実に足が動いた