第11章 後悔【ドフラミンゴ】
一ヶ月
二ヶ月
春を越えて冬を越え
巧妙に逃げるを必死にドフラミンゴは探していた
「っ!」
ドフラミンゴ
「なぁ、
探したんだぜ、沢山な
この二年、女とは一切手を切り仕事にも頭が入らずお前を探し続けたよ
やっと見つけたぜ?」
「いっ、なっ何を…」
怯える顔にドフラミンゴはキョトンとしたようで、それから不意に大きく笑った
ドフラミンゴ
「愛してる女にゃなにもしねぇ
、悪かったな…
あのときお前は酷く傷付いた事だろう
俺に注意ってもんがなかった
その事については今後どれだけ責めたって構わねぇ
だから…婚約は破棄しないでくれ
俺はまだお前と居てぇ
他のやつのモノなんかになってくれるな…!」
しっかりと抱き締められた体は震え、
その頭は上下に振られた