第22章 ☆憲吾ルート☆ Happy END前編
「んじゃ憲吾!また明日なー!」
「あぁ、」
憲吾と吾郎はいつもの分かれ道で別れ憲吾は自宅へ足を進めた。
そして自宅に着いてみれば意外な人物が部屋の前に立っていた。
「……部屋の前に誰かいる…っ!?」
そして憲吾は見るなり目をギョッとさせた。
部屋の前には2人組の男、憲吾の気配に気づいたひとりの男が憲吾の方へ振り返った。
「よぉ憲吾、久々に来てやったぜー?」
「おかえり憲吾、
この時間帯には帰ってきてるかなって思ったけど当たってたね。」
「っ勇吾に圭吾……なんでお前らが俺の部屋の前にいんだよ……」
部屋の前にいたのは双子の兄弟である圭吾と勇吾だった。
憲吾は少し顰めっ面になりながら2人を見た。
「弟の顔見にきて何がわりぃんだよ。」
「大学の推薦も無事貰えて今は練習頑張ってるんでしょ?
もっと景気づける為にもご飯一緒にどうかなって思ってね!
外食行かない?」
「っ……来るなら来るで連絡しろよ……」
「いやそれだと……憲吾に断れそうな気がしたからアポ無しできちゃった笑」←
「お前それでも刑事(公務員)かよ……」←
「現場以外ではただの葛木圭吾、憲吾のお兄ちゃんのつもりだからね。
お兄ちゃんらしく世話焼かせてよたまには、」
「……。」
(吾郎といい、コイツらといい……微妙に寂しい時に来やがって……
なんだよ……)
嫌な顔をしつつも内心嬉しかった憲吾、双子がわざわざ来てくれたので
今日は2人の厚意に甘えて一緒に外食先で食事をすることにした。
「憲吾とは、いろいろ話したいこともあるしね。
とりあえず荷物整理したら出ておいで?
俺は車出す準備してるから。」
「あぁ、わかった。
すぐ行く。」
「んじゃ、俺はここでまt「お前もさっさと下行け。」←
お前、俺と圭吾の扱い違くねぇか……」
「勇吾ったら相変わらず(苦笑)
ほら、勇吾も車で待機してて。」
「ッチ……」←
勇吾は弟たちに雑に扱われ少し不貞腐れながら一度車に戻った。
そして部屋に入った憲吾はスポーツバッグを机に置き私服に着替えた。
ちなみにズボンはゆりが以前選んでくれたものを選び靴も
その時選んでもらったスニーカーにした。
「……もし当選したら、
吾郎と一緒にまた服見てみるか……」
ふと独り言を呟き憲吾はスマホと財布を持って部屋を出た。
