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相思相愛

第1章 第一章



浅い呼吸を繰り返す
信長の腕に抱かれては幸せに浸っていた

の乱れた髪を撫でて整える信長の瞳がとても優しく見えた

「信長様、大好きです…」

「……」

ガバッっと覆い被せられ強く抱きしめられる

「きゃっ、何ですか急に?」

「……お前が可愛い事を言うのからだ」

唇を奪われる

すぐに舌を絡めとられ、口づけは熱を帯びる

「まだ……だめです……ンン」

横に体を反らして逃げようとするが、お腹に腕を回されて背中から抱きしめられる

後ろから耳たぶを噛まれると体がすぐに反応する
背中に唇が下りてくる

ピタッつと信長の動きが止まる
背中を指でなぞると小さな痛みが走った

「痛むか?」

「ん?少し痛いですけど何ですか?」

の背中に数ヶ所、小さな引っ掻き傷が出来ていた。  
赤い線が線が背中に浮かぶ
下に敷いていたゴザに背中が擦れて小さな傷が出来たのだろう

信長は急いで飛び起きると着物を拾い上げ着替え始めた

「急いで城に帰って薬を付けてやる。お前もさっさと着替えろ」

そう言って着物を渡された

「こんなのカスリ傷ですから大丈夫ですよ。そんな薬を付けるものじゃないです。」

すると信長はを抱き上げて言った。

「このまま、ここでお前を抱けば傷が増える。ちゃんと柔らかい褥の上で続きをしてやる」

「えっ……? 続き?」

「当たり前だ。長い間、我慢してやったんだ。その分はたっぷり礼を尽くしてもらうぞ」


着替えを済ませると、外は明るくなり始めていた


凄いスピードで馬を走らせるとあっという間に城に着いた


有無を言わさずを抱き抱えて天主に向かう

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