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鬼滅の心得 【鬼滅の刃】

第5章 過去の亡霊 R18



「お前、名はなんとゆう?」

『なにをっ…!………絢迦』

反論しようとすると顔を強く握られ
しぶしぶ答えを口にする

「絢迦…(やはり)」

『貴方の名前はなんですか?』
「鬼舞辻無惨……
この名に聞き覚えはないか?」

鬼舞辻と名乗る男は
瞳を覗き込んでくる

『ないです、そもそも鬼の方に
知り合いなんていませんっ!
離してください!!』

掴まれた身体を振りほどこうと
一生懸命暴れる絢迦だが
男、まして鬼の力に叶うはずも無く
無駄な徒労に終わる

『どうして、私の家族を
殺したんですか…
さっき言ってたまれち?だから?』

「稀血だ、その血肉を喰らえば
力がつくからな。2人もいたのは
嬉しい誤算だったが…」

悪びれる様子もなく淡々と話す男に
絢迦は心の底から湧き出るような
怒りに支配されていく
鬼舞辻の目をしっかり見つめなおす

『…許せない、そんな理由で
私の大切な家族を』

ゾクッ
「あぁ、お前はいつの時も
変わらないんだね」

鬼舞辻は恍惚とした表情で
絢迦を見やると呟く









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