第4章 柱合会議
「そうか、これで禰豆子が人を
襲わない証明ができたね」
産屋敷の言葉に皆が息を飲む
「炭治郎、それでもまだ鬼の禰豆子を
心良く思わない者もいるだろう」
「っ…」
声をかけられ改めて庭に跪き頭をさげる
「だからこそ、証明しなくては
禰豆子が鬼殺隊として戦えることを」
「…(なんだろうこのフワフワした感じ)」
「まずは、十二鬼月を倒してごらん
そうすれば皆から認められる。
炭治郎の言葉に重みがでる」
産屋敷はこれからの道筋を
炭治郎につげてゆく、、、
「俺と禰豆子が必ず鬼舞辻を倒します!
悲しみの連鎖を断ち切る刃を振るう!」
強い意志をもって炭治郎は
宣言するが
「うん、今の炭治郎には無理だから
まずは十二鬼月を一人倒そうか」
「………はい///」
すぐさま否定され顔真っ赤にしていると
他の柱達は震えて笑いを耐えている者
応援している者、納得できていない者
三者三様であった
『炭治郎くん、禰豆子ちゃん良かった』
小さく呟く絢迦
そして柱の凄さを語り口の聞き方を
注意した後、炭治郎は胡蝶にひきとられ
蝶屋敷へと運び込まれるのだったー