第9章 1割のお礼
大きいモノを彼女の中にゆっくり入れる。
『え、やッ、昨日やらないって言ったのにっ!』
強く腰を押し付けられた。
「そんな事言ったかな」
『言った!言ったから!言ったから早く抜いて...!』
少し動くと、は声にならない悲鳴をあげる。
「ちゃんだって、昨日気持ちよさそうにしてたじゃないか」
『でも!終わりにするって言ってたっ』
「大人を簡単に信用しちゃダメだよ」
の髪を指で梳かしながら言った。
すると樹戸は思い出したかのように話す。
「ああ、そういえば確かに言っていたね」
「でもあれは、ちゃんを無理やり抱かないって話しだったんだよ」
それを聞いた途端に泣き出したくなった。
「ほら、君のナカ、僕のモノを締めつけて離そうとしてくれないよ?こんなにも下の口は素直なのに上の口は素直じゃないなんて」
『ちがう...!』
グチュグチュと、肌を打ち付ける音が強く響く。
『まって、そんな奥っ、んんッ、ぁッ....』
奥に打ち付けるモノにはイッてしまう。
樹戸は出る寸前にナカから抜いて、の服に熱い飛沫が飛び散った。
「どうしてこんな事聞いたのか知りたいな」
は言葉が詰まった。
『ある人に、お礼がしたいから....』
嘘はついてない。
「へえ...
もしちゃんがその男とこんな事したら、その男許さないよ」
すると樹戸は、少し出かけてくると言って出ていった。