第10章 キャンプへ強制参加！

「それは俺のセリフなんだけどな…（あの状態で正確にタイヤを打ち抜く芸当、そうそう出来ることじゃない）」



『？何か言ったか？』



「…ふっ、また車を修理に出さないとな…って言ったんだ」



何かを言った零の言葉を上手く聞き取れず問えば見なくても分かる傷だらけの車に無茶しすぎだと注意するも笑って返されてしまい溜息が溢れた。








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おまけ





『あ、さっきの話の続きだけどよ…もう俺に黙ってることねえか？言うなら今だぜ』





「……………赤井……秀一にも、知られた…」





『あー…赤井秀一な…………え、はぁ！？赤井秀一って、死んだんじゃねえの？』





「…っ…奴は生きていた…」





『……マジか……』





「…悠……俺はアイツを許せないッ…」




『……零……(コイツの心はいつになったら救われるんだ……なぁ、景光…)』