【名探偵コナン】トリプルフェイスの幼馴染は最強?【BL】
第7章 少年探偵団
「僕は今この家の隣のお宅にお世話になってるんですよ。そのお宅の家主さんとこちらの阿笠さんが古くからの付き合いとのことで、僕が時々作りすぎた料理を持ってきてるというわけです」
『へー…なるほどな。なんつーか、ほんと世間の狭さを感じるぜ』
「僕もまさか昴さんと蒼井さんが知り合いだったなんて驚きだよ!」
『ははは、いやホントそうだ』
ポアロで働く透、透を知るコナン、コナンを知る昴。これほど繋がりのある人間と出会う確率は相当低いだろう。
この繋がりが今後どんな意味をなすのか今の俺には分かるわけもない。
「むー…コナンくんばっかりずるい!歩美も蒼井お兄さんとお話ししたい!」
「そうですよ!僕もお話ししたいです!」
「お、俺だってそうだぞ!!」
「おめえらな…」
「どうやら子供達に気に入られたようじゃの」
コナン達と話していると僕達もとソファの前まで近寄ってきた子供達に可愛いなと微笑ましく見つつ、最近あった出来事などの話に耳を傾けた。
…ちょいちょい誘拐だの強盗といった単語が聞こえるのは気のせいなのだろうか…
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おまけ
「昴さん…蒼井さんのことだけど…」
「ん?…ああ、大丈夫ですよ」
「え…それって…」
「彼なら問題ない、ということです」
「そっか。昴さんがそう言うなら…(蒼井さんが敵、なんてことだけはあってほしくねえからな)」