第23章 酒は詩を釣る針
「ねえ、わたしに聖くんのここ……どうなってるのか教えてください」
聖くんの弱い所を、バイブで思いっ切り擦り上げた。
「うぁああッ!あ、ぁ!僕ッの……お尻、すっごく……グチャグチャにかっ掻き回されてッ……」
聖くんは吼えるような喘ぎを洩らし、ふにゃっと笑顔を作った。
「きゅ、きゅうきゅうってバイブ締め付けててッ……その形に広がってます……あ、あぁ、気持ち良いですっ……」
「よく出来ました」
バイブの強さを上げた。
「ぉおおッ!あぁっ!あ!」
聖くんの体が跳ねる。
全身で悶える聖くんを横目に、わたしは新しいコンドームの封を引きちぎった。
「せ……せんせー……っ?」
「永夢くんにあげるご褒美、まだでしたよね……」
わたしは髪を掻き上げ、永夢くんを床に押し倒した。
「あ……せんせー……」
永夢くんはわたしのなすがままにされ、息を荒くしている。
テントを張った頂を撫でると、永夢くんは気持ち良さげに眉を寄せる。
「ぁあ……っ」
「元気一杯ですね」
すりっと優しく撫でつけ、制服を下ろした。
剥き出しになった肉茎にコンドームを被せる。
わたしも下着を脱ぎ、永夢くんの上に腰を据える。
永夢くんは戸惑いながら、幸福感に満ちた声を漏らした。
「ぁ……紗都せんせーほんとに……ほんとにいいの?……オレ、超嬉しい……」
腰を下ろすと、粘膜が触れ合い淫猥な水音を立てた。