第26章 ただの醜い嫉妬だ
『・・・っん、・・んっ・・しん、ちゃ、・・っん、』
かっこ悪い。嫉妬なんて。
花子はこんなオレを嫌いになってしまうのではないだろうか、そんなことが頭の片隅を過ぎる。
荒っぽいキスだけに留まらず、ちょっと強引に胸まで揉んで。
そのくせ、花子には悪いことをしているという気持ちも、少し持ち合わせていて。
感情と行動が支離滅裂だ。
でも悪いのは花子だ。
あんな姿を晒して。しかもよりによってなんで木吉さんの服なんだ。
いや、火神だったらもっと嫌だったし、だからと言って黒子のでも変わらず嫌なわけで。
結局オレじゃない他の男の服を着ている花子が気に食わなかったのだ。
・・・ガキかオレは。
そんなことを考えていると、急に花子がオレの身体を突っぱねた。
『真ちゃんっ・・・、今何考えてる?』
「何って・・・、」
ずっとオマエのことばっか考えてるよ。
なんて言えるはずもなく、再びオレは強引に舌をねじ込みながら花子の口内を犯す。
肩で息をする花子はオレの気持ちなんてきっと分かりやしない。そう思うと尚更イライラしてくる。
『ねぇ、』
「うるさい。」
強引にズボンを脱がし、ショーツの上から秘部に触れる。
『ちょ、真ちゃん。待って、』
「待って?こんなに濡らしてるのに?」
『ちがっ、んっ、・・あん・・・っん、』
秘部に指を這わせれば、美味しそうにそれを咥える。いやらしくて淫らな口は、だらしなく涎を垂らしていた。