• テキストサイズ

【B-PROJECT】(完結)あなたの瞳に永遠を誓います

第27章 My dearest


ポカンとしている彼女。


「どうしたの?」

「これって......途中ですよね?」

「うん」


あれ......?
前みたいに安心して喜ぶと思ったんだけど。

「それ......もう、し、しないんですか?」

「ヘンな所で大胆だよね?しないよ」

「えっ?友達が男の人は途中で止められないって言ってました」

「なるほどね......」


本当は自分からキスしてくれた事とか何だかんだ受け入れてくれることとか......俺への好意が少なからずあると思ってる。


だからってこうやって手を出すのはダメだけど。


倫毘沙の時は嫉妬からだし、今は彼女が身体を張って助けてくれた事が嬉しすぎて......。


俺......だめだな。
本当なら付き合うまで手を出す気なんてなかったのに。


「それって......そのままで大丈夫なんですか?」

「大丈夫って?」

「その......何か出るって......前に!」


一気に赤くなる彼女の顔。


「手伝ってくれるの?」

「きゃっ!」


もう何もする気はなかったのに可愛い質問に心を乱される。


どうせ

「だめです!」

って断られて終わりだろうけど。
/ 1163ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp