• テキストサイズ

【B-PROJECT】(完結)あなたの瞳に永遠を誓います

第14章 胸騒ぎのChristmas Color


「俺のもどうぞ」

向かいに座る増長さんも、ミートソースパスタを差し出してくれる。
気のせいかもしれないけど、その表情は少しいつもと違うような気がした。


「いいんですか?」

「うん、いいよ」

「ありがとうございます。美味しいです!」

ああ......幸せ!
食べてる時って......どうしてこんなに幸せなんだろう。


「ふふっ、幸せそうに食べる姿は確かに病みつきかもね」

見間違いだったかな?
笑った様子はいつもの彼みたい。


「お、Bプロの皆じゃないか!!」


その声の主は二ノ宮さんだった。
MooNsのカレーのCMの監督さんだ。


「「ご無沙汰しております」」

「カレーのCMではお世話になりました。」

つばさちゃんと私、増長さんが挨拶をする。


彼は口を開くなり、Bプロを絶賛してくれた。
相変わらず良い人だ。

あ、そういえば......。

「ライブのチケットは届きましたか?」


お世話になった方へのチケットは手配していた。
せっかくの繋がりだし大切にしたいよね。


「みょうじさん、ありがとね!自分で買う気満々だったのに」

「とんでもないです。来ていただけたら嬉しいです!」

「今から楽しみにしてるね!」

彼は笑って去って行った。
/ 1163ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp