【B-PROJECT】あなたの瞳に永遠を誓います......
第7章 魅惑の浅葱色
「なまえ!?」
「帝人さん、百くんをお嫁にください。一生大切にするので!」
「モモタスとなまえさんが......その家は、僕の為に用意された空間ですね!」
「落ち着け。なまえ、俺は男だ!」
「こんなに美しい男の人が存在するなんて、女に生まれて恥ずかしいです」
「いや、あんたは可愛い!」
「え、百くん。何か言いましたか?」
「なんでもない!」
「なまえさんは可愛いと言ったんですよね?」
「みか、うるさい」
「お、恐れ多いです!」
その後、松倉さんのおかげで更衣室に落ちていたマミリンキーホルダーも見つかった。
本当に、良かった!
結果的にはこれまでの常識を覆すような大抜擢で三人一緒に沖田役を勝ち取ったのだった。
あれ?
思ってたことが実現しちゃった......?
「記念撮影、楽しみにしておいてくれ」
「ありがとうございます!」
そう言って、百くんと笑い合ったのだったーー。