第17章 安土の休日② 〜湯浴み・褥編〜
「やっ、そんなこと.....っん」
両脚を押し開かれ、溢れ出てくる蜜にジュ、ジュルルと吸い付く。
「んあっ、ぁ...ん」
舌を這わせ、掻き出し、吸い付くを繰り返されれば、波はすぐに襲ってきた。
「だ...め....やぁっ」
ビクンっと、身体が仰け反り呼吸が浅く荒くなっていく。
クタっと褥に横たわる私を優しく抱きしめる信長様。
「アヤ」
名前を呼ばれただけなのに、愛おしいと言ってくれているみたいに感じて、身体が再び疼きだす。
「信長様.....大好き」
信長様の両頬に手をあて思いを伝えた。
「貴様は俺を煽るのが上手い」
「んっ......」
深い口づけと、信長様の熱が挿れられたのは一緒だった。
「はっんん」
堪らず信長様にしがみつく。
「俺を煽るからだ」
そのまま身体を起こされ、信長様と向かい合わせで上に座る形になった。
起き上がった体の重みで、信長様のモノが自然と深く入っていく。
「っ、ダメ......動かないでっ........」
「っ、それは無理な話だ」
ぐっと、私の体をさらに押さえ込んで深く突き上げる。
「やぁ......ぁ」
呆気なくビクつく私の体に口づけをしながら信長様は腰を浮かせて動き出す。
「んっ........んっ.....はっ、はぁ......」
私は信長様の首に腕を巻き付けて、ダンダンと繰り返される抽送を受け止める。
「アヤ」
信長様は、私の名前を呼んでは口づけ呼吸を奪っていく。
「んんっ...、のぶ..なが様....」
再び褥に倒され、腰を掴まれ動きが早まる。
「もっ.......だっ......め.....」
限界が襲ってきた時、
「アヤ、愛してる.....」
信長様にぎゅっと抱きしめられて、耳元で囁かれた。
ドクンと鼓動が高鳴るのと同時に、快楽の高波が私を飲み込み、信長様もまた私の中にその想いを注ぎ込んだ。