第109章 信じる想い。
★★
「ここが私の学校」
紫原「へぇ~。キレイだねぇ」
「まだ設立して間もないからね」
紫原「ふぅ~ん。の教室行こうよ」
「じゃあ、案内するね」
自分の答えを探すために学校に戻って来たけど・・・
敦と一緒でも答えは見つかるのかな?
「私ね、自分の気持ちわかんなくなっちゃって・・・それを見つけるために学校に来たんだ」
紫原「へぇ、見つかるといいね」
「うん!ありがとう!」
紫原「けど・・・黒ちんと黄瀬ちんの試合は見なくていいの?もうミドちんと赤ちんの試合は終わってる頃だと思うけど・・・」
真太郎と赤司君の試合・・・
「どっちが勝ったんだろう・・・」
紫原「さぁ?でも・・・赤ちんが負けるのは想像できないかな」
「・・・・・」
確かに赤司君が負ける所なんて想像もつかない
けど真太郎も・・・負けるなんて思えない
どっちが勝っていても・・・
どっちが負けていても・・・
私はその真実を受け入れる
そうすることしかできないけれど・・・
真太郎と赤司君への私の気持ち・・・それに答えがでない限りは会う事ができない
そう決めたから私は今ここに居る
「行こう敦」
紫原「うん」