第73章 もうやめた。
★★
「俊くん!!」
伊月「!!ちゃん!!」
・伊月「・・・はぁ〜・・・」
俊くんも私も、走って乱れた息を整える
整えるタイミングが一緒になって二人で目を合わせて、笑いあった
「あははっ!息ピッタリだね^^」
伊月「だなっ^^」
「俊くん、今授業中じゃないの?」
私は、疑問に思ったことをぶつけた
伊月「あー・・・そうなんだけど・・・サボった」
「っ!?俊くんがサボるなんて珍しいんじゃない?」
伊月「ああ、中学の頃から今日で2度目」
俊くんは苦笑いをしてた
2度目・・・・・・
「もしかして、前に一緒にサボったのが1度目?」
伊月「そう」
単純に凄いと思った
当たり前なことだけど、自分がいかにサボってきたか・・・・・
伊月「会いにきたんだ」
「えっ?」
突然のことで、何のことなのか理解するのに少し時間がかかった