第55章 夏の終わり。
★青峰大輝★
一体何が起きてんだよ
の顔は真っ青で
額からは汗がにじんで流れ落ちる
体はガタガタ震えてる
さっきまで何とも無かったのに何でなんだよ急に!?
桃井「さん大丈夫っ!?」
バシッ
「触らないでっ!!」
桃井「えっ!?」ビクッ
オイオイどうしたんだよ
さつきの手払いのけるとか
コイツがこんなこと・・・・・
それに、のこんな顔見んの初めてだ
スゲェ怯えてんのに全てを拒絶するような目
青峰「オイ!!!」
「っ!!」
青峰「大丈夫かお前?」
桃井「さん・・・・・」
「ごっ、ゴメンなさい!わ、私帰る・・・・」
青峰「あ、オイッ!!」
桃井「・・・・・・」
はそれだけ言って走って帰ってきやがった
さつきの方を振り返ったら
スゲェビビってて
こっちも放っとくわけにもいかねーな
青峰「さつき大丈夫か?」
桃井「あっ、うん・・・・私、何か嫌われてるのかな?」
青峰「いや、お前を嫌ってるわけじゃねーだろ」
あいつ何がどうしちまったんだ
本当は今すぐにでもあいつを追いかけてやりてーが・・・・
さつき一人で放ってくわけにも・・・
青峰「とりあえず送ってやっから行くぞ」
桃井「うん・・・・・」
お前に一体何が・・・・