• テキストサイズ

いつも眠いのはキミのせい。

第46章 合宿(海)。


★★


「こんなスペースあったんだね」

高尾「寛ぎ用のスペースだし、ちょっとくらいドライヤー使っても大丈夫っしょ!!^^」

「じゃあ・・・お願いします!」



私はカズ君に背を向けて座った



ブオー



高尾「熱くねぇ?」

「大丈夫ー!!」



ドライヤーの音で、少し大きめの会話になる


なぁ~んか、人に髪触られるのって気持ちいい・・・


眠さ増しちゃうな



高尾「髪ふわふわのサラッサラだな」

「そう?カズ君はサラツヤの直毛だよね!」

高尾「そうかー?・・・・よしっ!これで乾いた!!」

「本当だぁ、ありがと!」

高尾「アレッ、眠くなちゃった?」

「チョット眠くなった。人にしてもらえるのって最高だね」




ドライヤーで眠くなっちゃったし早めに寝ようかな・・・



高尾「ちゃんさっ・・・・」

「ん?」



どうしたんだろ?



高尾「真ちゃんから聞いたぜっ!」

「・・・・え・・・・・」



真太郎との事・・・だよね・・・



「私が真太郎に迷惑かけっちゃってたから・・・・嫌われちゃっても仕方ないよね」

高尾「ちゃん・・・・・もう気にすんなよ」ギュッ


「!カズ・・・・くん?」



カズ君に突然後ろから抱きしめられて驚いた



高尾「もう真ちゃんの事でそんな顔すんのやめろよ」

「・・・・・・」



カズ君の喋る息が首にかかって擽ったい


私・・・・・どんな顔をしてたんだろう




高尾「真ちゃんのことなんて放っとけよ」

「カズ君・・・・・」



カズ君急にどうしたんだろう?
/ 1230ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp