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いつも眠いのはキミのせい。

第46章 合宿(海)。


砂浜でのバスケは想像以上に大変そうだ


バウンズのパスはできないドリブルもできない


そしてこの暑さ


皆の体から出る尋常じゃないほどの汗


私は急いで皆の分のドリンク、冷えたタオル、氷、レモンのはちみつ漬けや塩分の入ったものなんかを準備した


それから、準備の合間を見ながら


「イーーーー」



顔の筋肉を動かす運動をしていた


前に一度無意識に笑った事があったみたいだけど


意識して笑おうとすると顔の筋肉が引きつるのだ


ズット笑ってこなかったせいで筋肉が硬直してしまってるんだと思う


ということは、顔の筋肉をほぐしてあげる事ができれば、笑う事ができるのだと判明した


皆と一緒に過ごせて、楽しいことばかり


辛い事や悲しいこともあるけれど、皆がいつも傍にいてくれる


こんな最高の仲間と、やっぱり笑って過ごしたい


この合宿は私にとっても皆に笑った顔をお披露目できるかもしれない、重要な合宿なのです



「イーーーーーーーー!!」

黒子「何してるんですか?」フラフラ

「テツ君!?大丈夫!?水分取って!頭冷やして!塩分取ってー!!」



気づけば皆はフラフラになりながら練習を終えていた
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