第36章 勉強。
★★
結局、涼太の好きなモノとか聞けずに夕飯が出来上がってしまった。
「皆嫌いなものとか無かったかなぁ?」
黒子「さんの作ったご飯を残すような人がいたら僕が許しません!!」
テツ君は少し頬をふくらませた
「ありがと・・・そう言ってもらえて嬉しいです」
あ、足音が近づいてくる
この足音は・・・・
日向「黒子ォ、お前だけ何ウフフな事してんだよ!おら!交代だ!監督怒ってたぞ!行ってこい。」
黒子「スイマセン。じゃあ先に行きます」
「テツ君ありがとっ!!」
黒子「いえ^^」
テツ君と入れ替わって順くんがやってきた
日向「おー!監督と違ってやっぱうまそうだな!」
「それ、禁句だよ。今出来たとこだからよそって持ってくね」
日向「あぁ、俺も手伝うよ」
「いいの?ありがと」
順くんは料理を一緒に盛り付けてくれた
日向「お前さっ・・・」
「んー?」
日向「最近、楽しいか?」
「楽しいよー。・・・・私、こないだ笑ったんでしょ?全く覚えてないんだけどさ」
日向「あん時は凄い熱だったからな!けど・・・お前の事だから、どうせすぐ笑うだろ!でっけー口開けてな^^」
「もぅ!私はそんな笑い方しないもん!!」ムゥ。
順くんはいつも私を励ましてくれる
「・・・・ありがと。いつも」
日向「ばっ!!何のことだよ!ほら、早く飯持ってくぞ!!」
順くんはご飯をもってそそくさと行ってしまった
「あ、待ってょ!」