第127章 好きな人。
★★
「んん・・・・アレ・・・・?」
ここどこ?
私はいつの間にか眠っていたようで、眠い目をこすりながら体を起こす
確か大我のお家で・・・・
じゃあこのベッドは大我の??
少しづつ意識がハッキリとしてきたと同時に、ポケットに入れていた携帯が震えた
取り出した携帯画面には「桃井 さつき」と表示されていた
さっちゃん・・・?どうしたんだろう
私は通話ボタンを押して携帯を耳に当てた
「もしもし?」
桃井『あっ!ちゃん!久しぶりぃ♪』
「久しぶり、どうしたの急に?」
桃井『実はね、今度大ちゃんやテツ君達皆で集まるんだけど』
「あ、テツ君が言ってた!キセキの皆でバスケするんだよね?」
桃井『そうなの!それでね、ちゃんにお願いがあって・・・・』
さっちゃんは電話越から申し訳なさそうにお願いをした
桃井『その時に、テツ君の誕生日もお祝いするんだけど、誕生日ケーキお願いできないかと思って』
「え、私が?」
桃井『本当は私がテツ君に作ってあげたかったんだけど・・・大ちゃんがお前はやめとけって・・・ちゃんのケーキはとびきり美味しいからって』
「大輝が?」
確かさっちゃんって料理はリコちゃん並みだったっけ・・・
大輝が必死に止めようとしていたのが目に浮かぶ