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いつも眠いのはキミのせい。

第111章 逃げない。


★★


火神「・・・」

黒子「お帰りなさい」

日向「おせぇんだよ」

伊月「お帰りちゃん」

木吉「待ってたぞ」



皆・・・・・



「ただいまっ!!心配かけてごめんなさいっ!!」

日向「謝んのは後だだぁほ!!」

伊月「今はこれからどうするか考えないとな」

黒子「そのことなんですが・・・かなり黄瀬君のプレイの傾向は掴めてきました」

河原「マジかよ!?じゃあうまくいけば・・・」

黒子「・・・ただしまだ不完全です。だから・・・お願いがあります」



皆・・・ここまで本当に頑張ったんだな

涼太を相手に大変だったんだろうな・・・・

残り39秒



テツ君は、この残りの時間で海常に勝てる唯一の可能性を私たちに話してくれた




伊月「それは・・・なかなかしんどいな」

リコ「けど、確かにもうそれしか手はないわね・・・」

「涼太の足は限界なんてもう超えてると思う・・・だけど・・向こうも全力で阻止してくるのは間違いない」

木吉「いやぁここまでよくやったよ。最後まで楽しんでこーぜ」

「・・・うん・・・そうですよねっ!!皆本当にここまでお疲れ様でした!!残り39秒!!全力で楽しんできて下さい!!私たちもベンチから全力で応援してますっ!!」

火神「・・・この試合に勝ったら・・・」

黒子「火神君、そういうのは勝ってから言うもんじゃないですか?」

「ん?何?」

火神「いやっ・・・この試合終わったら話す」

「わかった!じゃあ・・・皆行ってらっしゃい」^^

日向「よしっ!泣いても笑っても残りわずかだ!死ぬ気で楽しみに行くぞ!!」

「「「「おお!!」」」」



皆・・・頑張って・・・・

コートに戻っていく皆の後ろ姿が頼もしい

空気が一気に引き締まる

テツ君の言う作戦は確かに一か八かだけど・・・

でもきっと大丈夫

私は又・・・皆を信じて待つだけだ
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