【R18】【ごちゃまぜ裏夢✿短編集】今夜はOKかもしれない。
第12章 ハイキュー✿澤村大地「所有物」
部屋に戻って大地は大浴場に行く準備をしていると、は何だかモジモジしている様子を見せる。
「…どうしたんだ、?」
「わ…私も…大浴場に行きたいから………─ってほしい」
「ん?……もう一回ちゃんと言って?」
大地は支度の準備を手を止め、の紅潮した面を見るように顔を近くまで傾ける。
「だから…その………。剃…って…ほしいの……」
「あ、鼻毛出てる」
「ッえ」
「ウソ、冗談。俺がちゃんと毛の管理してるんだからに恥ずかしい思いなんてさせないさ。……で、自分で脱ぐの?」
コクッ
「ふ~ん。じゃあ脱いで?」
隅々まで見られている身体。
羞恥心というのは無くならないもので、ぷちぷちとカーディガンのボタンを外していく。肌を隠していた服をたたみ、下着姿をジッと観察される。
「股を少し広げて、腕を頭の後ろに組んで。全部チェックするから…」
「…」
「言われた通りにしないとここで犯すぞ?」
「い、言う通りにするから……」
脇があまり見えないように頭の後ろに腕を組むと、無言の大地にグッと姿勢を直される。
「っ…」
「、何をそんなに怯えているんだ?これはお前にとっての強要か?」
「ち、ちが…」
「そうだよな?お前が自ら望んでそうしてるんだもんな?」
「は、はい。……そう…です…」
「なんで急に敬語?やっぱりお前、俺が無理矢理してるんだって「ち、違うから! そうじゃ、なぃ…から……」
「脇汗びっしょり」
「っ」
隠そうとしてピクリと腕が動くが、その後が恐くて手を下ろすことができない。
──大地は私にとって第一だから…。