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ボーダーライン 【爆豪派閥】

第7章 正義と不義の表裏一体


思いついたら即行動、フリップに私のヒーロー名を書いていく。書き終わって一呼吸置いてから教壇に立ちフリップをあげた。

「エレメントヒーロー、アトミックガール。」

「うん、いいわね!まさに名は体を表すって感じ!!」

ミッドナイトにも了承を得て私のヒーロー名思案は終わった。飯田君は決めかねているのか自分の名前、緑谷君は悪い渾名としてつけられていた「デク」ある人に意味を変えて貰ったって、お茶子のことだろう。彼の中でその渾名が希望に変わったのならよかったのかも。

「爆殺卿!!」

「違う、そうじゃない。」

爆豪君のみ再考となったのだ。彼案外ネーミングセンス無いのかも。

その後、指名があった者はそこから、指名のなかった者は雄英側が用意した事務所から職場体験先を選ぶ。今週まで、といわれているがまさかの2日しか日がない。早急に決めなければ。

もらった指名表を見て一番に飛び込んできたもの。「エンデヴァーヒーロー事務所」轟君の父、体育祭の緑谷君の戦いで彼が炎を出した瞬間、言い方は悪いかもしれないけどまるで動かなかったロボットが始めて動き出したかのような喜び顔を見せていた。あまり良い印象は無いんだけど、№2ヒーロー、その実績は確かにある。

他の指名事務所をペラペラ流し読みしてもエンデヴァー並に名の知れたヒーローは居ない。なら、彼のところにいき№2の働きをこの目で見るのが一番だ。記載用紙に事務所名を記入し、相澤先生に提出した。








そして来るは職場体験当日。
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