第13章 日常編(合宿後)
合宿が終わって数日後
葵「いよいよ明日か…
手塚本当に腕は完治したんだよね?」
手塚「あぁ本当だ」
葵「…本当見たいだね
手塚約束して絶対無理をしないって
破ったらガチギレするからね!」
手塚「分かった」
葵「それじゃあ明日はお互い頑張ろう」
手塚「あぁ油断せずに行こう」
副部長コンビ
優香「明日はお互い頑張ろう」
大石「そうだな」
優香「大石無理をしないでね
手首まだ痛むんでしょ?」
大石「前ほどは痛まないから
大丈夫だ」
優香「嘘はいけないよ大石
かなり痛むんでしょ?」
大石「そういえば優香は
人の嘘を見抜けるんだったな…
完全に忘れていた」
優香「最初はこの能力は好きじゃなかった
だけど葵が『嘘を見抜けるって事は
無理をしているかどうか分かるから
私はいい能力だと思うよ』って
言ってくれたからね」
大石「葵らしい言い方だな」
優香「葵のおかげで今の私が
いるようなものだからね…だから最初は
恩返しの意味でテニス部に入ったの
だけど実際にやってみたら楽しくて
時間を忘れるほどだったよ」
大石「そうだったのか」
優香「さて…そろそろ帰らないと」