Eve innocence 【D.gray-man】
第9章 A・L・L・E・N
【ウーーーン】
先程からずっと警報がなっている。
侵入者と思われる人は
正門から入って来たらしい。
無線機の情報によると
現場にはユウが向かったらしい。
(ユウなら大丈夫か。)
ここには来ないだろ…
私は筋トレをしながら警備していた。
無線機から現場の声が聞こえてくる。
【僕はエクソシストです!!クロス元帥から紹介状が届いているはずです!!コムイって人宛てに!!、!⠀】
(エクソシスト??侵入者じゃないってことね。)
【かいもーーん!!⠀】
室長が確認後
門番が門を開門し侵入者を中に入れ、
守備命令は解除された。
私はまた、洗濯物を干しに帰った。
(新しいエクソシストか…どんな人だろう。優しい人ならいいな…)
洗濯物を欲し終えて私は
修練場に向かうと侵入者の任務を終えた
ユウが入ってきた。
ユウはその前に任務に行った後だった為に
少し疲れていた。
「おかえり。ユウ。侵入者はエクソシストだったのね。」
「チッ。あぁ。」
「一緒に鍛えてくれるかな?」
「モヤシには無理だよ。」
「…???モヤシ?」
ユウはムスッとして刀を研ぎはじめた。
その日の夕飯は新しいエクソシストの話で持ち切りだった。