第2章 運命の歯車 《信長様編》
茉莉花は、恥ずかしいのか、少し着物を抑える仕草をしたが、信長の手に阻まれあっという間に、襦袢だけにされていた。
『は、、恥ずかしいです、、信長様。』
『恥ずかしがることなどない、すぐにそのような事は、言えなくしてやる、、、、。』
そう言った途端、茉莉花を軽々と抱き上げ、隣の部屋の信長の寝室に連れて行き、寝具の上に茉莉花を横たわらせた。
それは、初めて見るもので、ふわふわとした感じが今までの褥とは全く違うものであった。
信長は、茉莉花の考えていることに気づき
『これは、南蛮の国で使っている褥だ。
ベッドというものだ。
南蛮では、これを使い寝るのが日常であるらしい。』
『、、、、、素敵ですね。』
茉莉花は、驚きながらも、興味津々に瞳を輝かせていた
『気に入ったのならば、貴様が使えば良い。』