第2章 2話
どうしたんだろう....という表情を彩夏は浮かべる
(彩夏)
「相澤先────」
(オールマイト)
「相澤君のウソつき!」
ちょうど彩夏と相澤が通った道のりの途中にはオールマイトが隠れている場所があった
突然オールマイトが体育倉庫の影から彩夏と相澤に話しかけてきたのだ
(相澤)
「オールマイトさん...見てたんですね...暇なんですか?」
消太にぃは全然ビックリしてないし
(オールマイト)
「『合理的虚偽』て!!エイプリルフールはもう1週間前に終わってるぜ
君は去年の1年生...
1クラス全員除籍処分にしている」
(相澤)
「『見込みゼロ』と判断すれば迷わず切り捨てる。」
(オールマイト)
「そんな男が前言撤回っ!
それってさ!
君も
緑谷君に可能性を感じたからだろう!?」
君も...?
あぁ俊くんそれは失言だよ...という表情になる彩夏
オールマイトは気づかないと思っていたようであったがやはり、相澤の耳は誤魔化せなかったようだ
(相澤)
「.........君も?
ずいぶんと肩入れしてるんですね......?
先生としてどうなんですかそれは...」
と、なんなく気づかれてしまった
そんなオールマイトは半泣きになりながら助けて...という視線を彩夏へと送る
(彩夏)
「こっち見ないで、俊くん」