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バスケと男装少女

第24章 誠凛VS霧崎第一


リコ「く…?」

『あぁ…はいはい』

リコは雰囲気の違うに首を傾げた
俺は降旗達がしたテーピングを取り、新しく巻き直す

ビリッと破いて鉄平を見る

『出来たぞ』

木吉「……ありがとう」

ホントに嬉しそうに笑うから、釣られて笑ってしまった
だから苦手なんだ…こいつの事
立ち上がり、膝を馴染ませる鉄平に監督は言う

リコ「無茶はだめよ?危ないと思ったらすぐ代えるからね?」

木吉「あぁ」

鉄平は返事をすると、降旗の頭に手を置いた
そしてすれ違い様に河原、福田に手を置く

木吉「ありがとうな」

それを聞いた降旗達は嬉しそうに微笑んだ

日向「よしっ!絶対勝つぞ!誠凛ファイ」

全員「おー!」

俺達は円陣を組んで声を出した
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