第34章 少年と少女の過去~帝光中での出来事~
虹村「だとしても、俺に一言くれぇ」
『…相談する暇合ったっすか?』
虹村はねぇなと答えた
『征十郎は虹村先輩が思ってる程強くねぇんすよ』
虹村「どういう事だ?」
『今までは“虹村先輩”と言う頼れる人がいたけど、今度は1人で背負う事になる』
よいしょっと起き上がり塀に寄り掛かる
虹村「だからお前に頼『俺じゃ“虹村先輩”にはなれねぇんすよ!』!」
『俺には“キャプテン”の重さも、何も分かんねぇっすよ!』
虹村はそこで理解した
もなりにどうしたら良いのか分からず、結果この横暴に出たということを