第34章 少年と少女の過去~帝光中での出来事~
『は?何をだよ?』
コロコロとチュッ〇チャ〇スを口の中で転がす
赤司「黒子君の事だよ」
サァァァッと2人の間に風が吹く
『………さぁ?どうだか?』
少しだけ面白そうに青い目が細まる
赤司「それで本当にいいのか?」
『…あぁめんどくせぇ!征十郎が何を求めてるのか分かんねぇけど、“教えてもらった答えは答えじゃねぇよ!”まぁテツが降格するなら俺も降格か辞めるだろうな』
赤司「どうして…そこまで…」
『さぁ?どうしてだと思う?別にお前らが嫌いなわけじゃねぇぜ?』
風はの髪を靡かせる
それはあまりにも幻想的で、神秘的
そしてどこか儚さが残った