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promessa

第5章 想起3


がちゃ

「どうもこんにちは優愛さん」

「元気にしてるかい?優愛!」

「よぉ優愛ちゃん!飛影いるか?」

ドアを開けて現れたのは蔵馬、ぼたん、桑原だった。

「わぁ皆いらっしゃい!どうぞ上がって!お茶でもだすよ!」

優愛は歓喜の声を上げる。

「いや、悪りぃがのんびりもしてられねぇんだ飛影に用があってよぉ」

バツが悪そうに桑原は言う。

「飛影に?」

優愛は後ろでお茶を飲んでる飛影を見る

「貴様ら…」

飛影は機嫌が良くないのかいつもの倍以上に人相を悪くしている。

「それよりよく私の家わかったね。あ、ぼたんちゃんには話したか」

「俺は暗黒武術会の前から知ってたよ」

「ああ!蔵馬さんは確か家に上がってもらったよね!」

それを聞くと飛影は何だとと蔵馬を睨む。

「いやぁ飛影にミサンガあげたのは誰だか気になってね調べたんですよ」

蔵馬は揶揄うような目で飛影を見返す。

「蔵馬さん!」

「ははっそれは半分冗談で飛影のことで暗黒武術会のことを質問攻めされたんでね、その時知ったんです。」

飛影は、つまらなかった。
他の…しかも自分の知ってる男が優愛の家に入ったことが。
嫉妬という感情が渦巻いていた。

「飛影なら絶対ここにいるって蔵馬が言ってよぉだからきたんだ」

「ああそうなんだ、ごめんね話の腰折っちゃって続けて!」

「おう、飛影!実は浦飯が攫われたんだ!この手紙見覚えあっか?」

手紙をみる飛影。

「…フッ、幽助の奴ざまぁないな、大方暗黒武術会優勝でいい気なってたんだろうな」

そうだ幽助さんといえばあの最後に闘ってたすごい人か…あんなに強い人が簡単に攫われちゃうなんて犯人はどんな人なんだろうと思う優愛。

「後悔するだろうぜ。上には上がいたとな」

「興味はありませんか、幽助を捕らえるほどの奴に興味は湧かないんですか」

呆れる飛影に蔵馬は問う。
一瞬反応するがすぐ向き直る。

「…無いな、俺には関係ない」

「ちょっ…飛影」


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