• テキストサイズ

双子の心

第1章 「取り戻し」


~ガジル~


俺を見るミラド。


流石に、ミラドが霧を発生させた時は、驚いた。


逃がしたら………この任務が失敗してしまう…………。


だから、俺はこの武器を投げたんだ。


俺の武器にも、血は付いている。



(………ミラドは、殺していない……。俺が……………殺したんだ。)



ミラドは、ジッと俺を見ていた。


とても………悲しい瞳で…………。



(ミラド………今でも、泣きそうだな…………。)



ミラドの右手や剣には、大量の血が付いていた。
/ 134ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp