イケメン戦国~天下人の妹になる気はないか~ 番外編
第1章 シンデレラ~戦国Ver~
幸「おい徳川!何だよそれ?!俺は普通だぞ!」
佐「いいや幸村。さっきからツッコミを入れまくってる時点でまともじゃない」
幸「おめーらがまともに劇やらねーからだろーが!」
佐「...こうして、魔術師から綺麗な着物と硝子の下駄を貰ったシンデレラは、城へ行けることになりました」
幸「無視すんじゃねぇ!」
『せんせ、ありがと!』
顕「いや、礼なら私ではなく...まぁいい。12時までには帰ってこい。子どもが夜更しするものではない」
三「ところで、どうやって城まで向かわれるのですか?」
佐「本来なら南瓜の馬車、というところですが、この作品がイケメン戦国×ポケモンの混合小説だと言うことを忘れている読者も多いと思うので、ここはポケモンで...出てこい、リザードン」
リ「グルゥ」
『リザードン!しさひぶり!』
家「ねぇ、まさか...」
佐「雪月ちゃん、リザードンに乗って」
『あい!』
佐「リザードン、空を飛ぶ!」
三「行ってらっしゃいませ、雪月様!」
顕「...本当に滅茶苦茶だな」
佐「こうして、リザードンに乗ったシンデレラは、舞踏会の開かれている城へと行くことが出来たのです」
幸「佐助、あれ危なくねーのか?」
佐「リザードンは賢いし雪月ちゃんを落とすことはまずないから大丈夫だ」
佐「一方その頃城では、シンデレラの継父と兄達が王子とその従者と睨み合っていました」
信「...おい光秀。貴様、ちゃんと雪月に招待状を送ったんだろうな?」
光「はい。しっかり名前も書いておきました」
信「...では何故、こやつらがいるのだ?」
謙「貴様なんぞに俺の雪月を汚させてたまるか(姫鶴一文字既に抜刀)」
信「貴様のではない、俺のだ」
玄「違う、あの子は俺の天使だ」
政「信玄だけ方向違うぞ?」
秀「まさか王子役が信長様だったとは...駄目だ、主君に刃を向けるなんて」
政「待てよ秀吉。あの招待状送ったのは光秀だろ?なら、まず従者を降伏させるべきなんじゃないか?信長様はあの二人に任せて、俺らは光秀を倒せばいい」
秀「...成る程。ついでに勝手な行動をとることへの鬱憤も晴らすか」
光「ほぅ、やるのか?(火縄銃用意)」