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最愛 【黒子のバスケ】

第1章 視線の先


少しずつ意識が覚醒して時計を見ると、離陸してから既に6時間が経っていた。


アメリカでの仕事を詰め込みすぎたせいで睡眠時間が足りていなかった分をここで少しだけ取り戻せたけど、乾燥対策もせずに寝ていたせいで肌も喉もカラカラ

とにかくスキンケアをしないと明日のメイクに響くと思い、機内でできるスキンケアとCAさんから貰ったドリンクで喉を潤した。

だけど、眠い……

コンタクト外してもう少し寝よ…


『3時間後に起こしてもらえる?』

『承知いたしました』






















3時間はあっという間

それほど寝てた気はしないのに、優しい声があたしを夢から現実に導いてくれた。


そのCAさんは私のメイクブックを買ってくれていて、機内でのスキンケアについて聞かれたから、オススメのシートマスクをプレゼントしたらとても喜んでくれた。




あと3時間で日本に到着する。
浮腫むと大変だからここからは寝ずにマッサージと食事をして過ごすことにした。

昔は機内でのケータイは御法度だったけど今は機内WiFiが使えるからLINEを確認すると美緒からメッセージがきてる。

(涼太の髪あたしがやるんだけど涼太の説明が分かりにくいからやり方教えて)

やっぱり画像無しじゃ分かりにくいよね。
黄瀬くんに説明する時紙に書いた方が良かったかも……

CAに紙とペンを借りて、手順をざっくりと絵に書いてから説明文とポイントをメッセージで送った。


黄瀬君すごく器用だからできると思って早口で説明しちゃったから事前に美緒に言っておけばよかった。



多分日本は明け方だと思うんだけど…黄瀬くんも美緒もまだ起きてるのかな?
美緒は黄瀬くんの前だと普段はちょっと意地っ張りだけどやっぱり優しい。


あと数時間で到着する日本と、数日後に会える友達のことを考えているとあっという間に着陸10分前で、機内アナウンスでシートべルトを締め直した。




トラブルなく日本に着いて、予め予約していたタクシーに飛び乗って大我にメッセージを送った。




(スケジュール通り帰国できた。また後で連絡するね)


マンションに戻って大急ぎでシャワーを浴びて、荷解きもしないまま披露宴に出かける用意を始めた。
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