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最愛 【黒子のバスケ】

第7章 近づく距離


ご飯に行かれるように用意をしていると、ちょうど部屋の電話が鳴って、用意ができたと連絡をくれた。


NYはもう結構寒いから、夜は温かくて体があったまるものが食べたくなる。

水炊きのレストランは日本人店主で、日本語で私たちを迎えてくれた。

濃厚な鳥のお出汁に、大きな鶏のぶつ切りとたっぷりのお野菜。
割烹着の仲居さんが最初にお出汁を湯のみに入れてくれて、おすすめの食べ方を説明してくれた。


「「いただきます」」


二人でお鍋をつついて、大きな鶏は備え付けのハサミで切って一緒に食べる。

お鍋をする時はさつきと美緒といつもおうちで食べるから、お外でお鍋を食べるのは初めて。


「鶏食いたかったんだろ?足りなかったら頼むから言えよ」

「うん。ありがとう。白菜の葉っぱのところ食べたい」

「それ鶏じゃねぇだろ」

もちろん鶏もおいしいよ。巨乳食材だしね。
でも、この鶏のお出汁を吸った野菜がすっごく美味しい。

食べたいって言った物と違うことを言うから青峰くんが笑ってて、でもあたしの希望通り白菜の葉の部分を追加でオーダーしてくれた。


「あ、明後日ディナーなら髪切りたいかも」

「切っちまうの?」

「少しだけだよ。最近忙しいことを理由に3か月もヘアサロン行ってなくて毛先が気になるの」

「どっか行くとこ決まってるか?」

「いつも友達に切ってもらってるんだけど予約取れるか分かんなくて」

「今聞いてみろよ」

食事中にスマホなんて行儀悪いけどちょっと連絡してみよ。

(久しぶり。今NYなんだけど、ちょっと髪切ってほしくて、明日か明後日空いてる?)

返信は後で確認しようとスマホを置いたらすぐに返信がきた。

(久しぶり。急だね。明日朝一ならキャンセル出て空いてるよ。8時でどう?)

「明日朝の8時から行ってきてもいい?」

「あぁ」

(急でごめんね。それでお願い。トリートメントできる?)

(OK。カット トリートメントで予約いれるね)


「場所どこだ?」

「メイシーズのすぐそば」

「送る。俺もちょっと用事あっから、帰りは終わったら迎えに行くから連絡しろよ」

「いいの?」

「当たり前だ。一人で出歩かせたら危ねぇだろ」
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