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最愛 【黒子のバスケ】

第7章 近づく距離


『大変お待たせして申し訳ございませんでした。それではお手続きをさせていただきます』


英語でいいって言ったせいかすぐに女性のコンシェルジュが来てくれてあたしの宿泊の手続きをしてくれた


『後ほど黒須様のアメニティをお持ちいたしますのでお好きな銘柄からお選びください』


見せてくれた冊子には世界の有名ブランドのスキンケアラインが並んでいてより取り見取り

肌荒れはしたくないから使ったことのあるブランドのラインを選んだけど、いつもよりはハイクラスの物だった


『これにします』

『かしこまりました。足りなくなりましたらいつでもおっしゃってください。お荷物はお部屋に入られてから、ご都合のよろしい時にお電話いただければお持ちいたします。それではごゆっくりお過ごしくださいませ』



青峰君のチェックインが済んでいて、お部屋への案内がないからアフタヌーンティーをゆっくり楽しんでからお部屋に戻ることにした



ソーダを飲んで小さめのケーキをちょこっと食べて、一口で食べれるクロワッサンも食べた


見た目だけじゃなくて味だってさすがの一言

綺麗で美味しいアフタヌーンティーを楽しみながら、大好きな街並みに視線を向けた


ペニンシュラ自体が5番街にあるから、ここから5番街が全て見渡せる。

窓の外に広がる景色は昼間でもすごくキラキラしていて、気分を高揚させてくれる



「夜景…綺麗だろうな…」

「そうだな」


ぽつりとこぼした独り言でも青峰君が反応してくれてあたしも笑みがこぼれた



「部屋行くか?」


「うん」



喉も潤って小腹も満たされて…


ソファから立ち上がるあたしに手を貸してくれてあたしの歩幅に合わせてくれる青峰君はきっと誰が見てもかっこよくて、非の打ちどころなんてない大人の男性だった
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