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最愛 【黒子のバスケ】

第24章 勘違い


運転中は危ないからって手を繋ぐことはなかったけど、今日は信号で止まったり渋滞でゆっくりになった時は手を繋いだ。
キスも大好きだけど手を繋ぐのも好き。


渋滞にはまりながらブルックリンブリッジまで戻ってくると、お目当ての場所が見えたさつきが大喜びしてるのが前の車から聞こえてきた。


車から降りて橋の歩行者用のところまで来ると丁度サンセットの時間と重なって、橋全体がオレンジに色づいてさつきが言っていた映画のポスターさながらの色合いになった。


「テツくーん!こっちー!」

「走っては危ないですよ。まだ時間はありますからゆっくり行きましょう」


すごくいいタイミングのせいかさつきは大はしゃぎで、ヒールなのに走ってるから黒子君が心配してる。

だけど黒子君も嬉しそうなさつきが見れて嬉しいのか、いつもよりもすごく笑ってて今まで見た表情の中で一番柔らかい。

仕事中の黒子君は本当にすごいことをこの現場で知った。
まさにギャップの塊。


美緒は黄瀬君と手を繋いでゆっくり歩きながら景色を見て笑ってる。

声をかけられた大我は、離れようとするハンナの腰を捕まえて自分に引き寄せてる。


いろんな人がこの場所にいる



『ダイキ!』



だけど、どれだけいろんな人がいてもあたしの隣にいる人は周りを惹きつける。

声をかけてきたのは屈託なく笑う男の子。
青峰君に気付いてアオミネとかダイキって名前を言う人は多かったけど声をかけてきたのは男の子だった。

『よう』

『なんでキャブス辞めちゃうんだよ!』


これにはあたしも青峰君もびっくり。
嬉しそうに声をかけてきたのに、今この子の目には涙が溜まってて今にも泣きだしそうで、後ろから追いかけてきた両親は青峰君に謝罪をしてその子を連れて行こうとした。


『今よりもっと強くなるためだ。キャブスは俺の特別なチームでこの先もずっと大事なチームだ。けど進化には変化が必要だ』

『そんなの分かんない……キャブスにいたら強くなれないの?!』

『そうじゃねぇ。キャブスだって強くなれる。けどPFのポジション争いが一番激しいのはレイカーズだ。俺はそこでやりてぇ』

『それじゃあ…試合出れないかもしれないじゃん!』


きっとこの子はキャブスの青峰君が大好きなんだ

だって着てるTシャツはキャバリアーズの005番
つまり青峰君のチームTシャツ
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