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最愛 【黒子のバスケ】

第21章 bombshell


チーフから新しいモデルの資料をもらって目を通した。


カレン ゴーデンスキー 177㎝ 54kg 白人 ブロンド 24歳

活動拠点はオハイオを中心に、LAやNYでも人気を集めて全米に活動を広げつつある。
VSモデルズと年内に直接契約になる可能性あり。

90-61-82
股下94cm
9.5頭身

身長や体格は胸以外当初のモデルとほぼ同じで問題はない

脚はびっくりするほど長くて単純計算で半分以上が脚
元のモデルさんに見劣りするのは困るけど見劣りどころか優秀すぎて文句のつけようがない。

でもこの撮影はほとんど顔がでないし女性モデルのギャラは高いとは言えないのに…

VSと直接契約できるのはモデルの中でもほんのひと握り。
ルックス、スタイル、カリスマ性、全てにおいて別格と言われてる

それの候補なのにこの仕事?

てゆーか、この体系でこの胸の大きさ…羨ましい。
なんて脱線してる場合じゃない。

「元のモデルさんはなんで?」

「なんか本人が降板を希望したって。詳しいことは聞かなかったけど本人が嫌なら仕方ないわよね」

確かに本人が嫌なら仕方ないけど、駆け出しのモデルでも顔出しが少なくてギャラが少ないなら断るってこと?

ギリギリのこの時期に?

変なの…

けど、とにかく担当に伝えなきゃ

「光さん。ちょっと」

青峰君の相手モデルを担当だった光さん

モデルが変更になって専属がつくから当日は二人こなすパットのフォローに入ってほしいってお願いした。

「承知しました」

「ごめんなさいね」

「え?どうしてですか。あたしラッキーって思いましたけど」

「え?」

「だってあのパトリックの技術ならお金を払ってでも見たいですよ。それを仕事でフォロー入れて間近で見れるなんて、メイクとして得るものが絶対にある。厳しい人だって知ってますけど、厳しい基準の人と仕事をするってことは自分が成長するってことだと思ってます」


彼女を選んで正解だった。

マイナス面よりもプラス面を見てくれて、すぐに切り替えてくれた

「ありがとう」

「あたし、黒須さんと同じ現場に入るのずっとずっと目標でした。夢が二つも一気に叶ったのに、がっかりなんてしてる暇ないですから!」


今のすごくうれしかった

負けてられない

あたしも、もっともっと追われる人にならなきゃ
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