第22章 政宗の小姓(R18)
「まさむねぇ。おね、がっいっっ」
一度 口にしたことで箍(たが)が外れたのか、
一変して強く求められる。
「まさむね…おねが、い…しま、す…。
いか、せて……くだ、さ、い…」
(〜〜ーッッーー俺を悦ばせる天才だなっ)
瑠璃の形の良い唇から、乱れた身体と淫猥な情事中とは思えない、丁寧な言葉が紡がれて、俺に戦の勝利時と同じ感覚をもたらしてくれた。
「陥落だな。お前の負けだ」
ニンマリと至極満悦の笑みを浮かべる政宗。
花芯と花弁を弄びながら、蜜壺の入り口付近を浅く探っていた指が、ズブズブと奥へと挿し込まれる。
「くっぅぅ〜〜ん。はっ、あっ」
ざらり と奥の天井部分を抉るように擦られた瑠璃が、息を飲んだのを政宗は見逃さず、そこを集中して攻め立て追い詰める。
内(なか)を攻めるながら、花芯も指の腹で押し擦り付ける。
「ん、あっ、やぁぁん、くゥ〜ん」
足を突っ張り、唇で指を食み、頭を振り、上半身を左右に捩る。
「ふっっアッ ダメーーンッっ、やっ、いつっ、あっっ、ぁっふっああぁぁーーんッ」
焦らされ、燻っていた所に点火され、抑えきれず、あっと言う間に昇り詰め、弾ける。
達した瑠璃は脱力して涙に濡れながら、
淫濁とした瞳が、何を映すでも無く彷徨う。